学校医として |
投稿: |
毎年7月は養護学校で精神保健相談を行っています。 1日目の今日は、数名の保護者が相談に来てくださいました。 障害を抱える子どもを日々苦労しながら支えておられる保護者の方々には、いつも頭が下がります。 言葉で表現できない分、感情や行動で表現する。これは当たり前でもあるけれど、泣き続けたりひどいパニックに対峙するしんどさ。 家族が口を揃えて言われるには、そのような時にどれだけ人目が気になり、人の迷惑にならないようにと心苦しく思っているのか。 何とかしたいけど、どうにもならない。どうしたらよいのか。。 一番は本人が安心できること。 安心して気持ちがいいと、気分も落ち着き、泣き止んだりパニックもおさまる。 でも、これがなかなか難しい。 私たちは、せめて、電車やスーパーでこのような親子に出会ったら、優しい眼差しを向けてあげたいものです。 誰もが安心して過ごせる温かい社会でありますように。 |
2019年7月4日(木) |
<< 今月の花 2019.7.3 |
フィンランドの子育て支援〜ネウボラ >> 2019.7.5 |
はじめのページに戻る |