うつ病の新治療と社会復帰〜クローズアップ現代より |
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今日のNHKクローズアップ現代+うつ病100万人時代!では、最新のうつ病治療や社会復帰について取り上げられていました。 見られた方もいらっしゃると思いますが、少し紹介させていただきますね。 最新治療であるTMS(経頭蓋磁気刺激) 脳の背外側前頭前野を磁気刺激することで、脳の回復を行い、意欲・思考力の向上とともに、扁桃体の過剰な活動を抑制し、うつ症状の寛解を目指す治療法です。 日本では数年前から限られた医療機関において自費で治療を受けることはできましたが、今年6月から保険診療が適用されました。 抗うつ薬が効かない難治性うつ病が対象で、再発のリスクもあり継続治療が必要なこと、専門家が少なく、治療の標準化を行っていく必要があるなど、課題がありますが、治療の選択肢が増えるのは望ましいことだと思います。 そして、後半の社会復帰について。 番組でも、うつ病は医療だけでなく社会的なサポートが必要と言われていましたが、その通りだと思います。 仕事に復帰した後の再発も多いことから、就労移行支援に加え就労定着支援が3年まで受けられるようになり、少しずつではありますが、うつ病に対し社会の理解や支援が進んできているように感じます。 最後に、社会復帰で大切なのは?と聞かれて番組で言われていたこと。 穏やかな踏み込み、カミングアウトして理解してもらうこと 相手の立場に立つこと がんばらなくていい 病気の向き合い方 生き方を含めて、一人一人基準が違うので、自分らしく 回復の目標は復職でなくても働き方を変えてもいい 病気があっても、自分らしい生き方を 自分のペースで 正にその通りだなと思います。 今までがんばってきたこと、まずは癒してあげて、ゆっくりと自分らしさを生かしていけるようになるといいですね(*^-^*) |
2019年7月17日(水) |
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