ランチョンミーティング〜お昼のひととき |
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今日は朝から強い日差しとともに蝉が合唱していました。これから本格的な夏の暑さとなりますので、皆さま、どうぞお身体に気をつけてお過ごしくださいね。 さて、クリニックでは2ヶ月に1回、昼休みにスタッフが集まり、ミーティングを行っています。今日で52回目になります。 いつも午前診療が長引き、昼休みも交代でとることが多いので、皆でお弁当&スイーツを食べながら情報交換できる時間はとても貴重です。 ずっと課題となっている待ち時間の短縮については、13年前に予約診療を導入以来、皆の知恵を出し合ってきました。予約時間の間隔だったり、心理カウンセリングとの協働だったり。 しかし、なかなか予定通りにいかないことも多く、お待たせすることが度々あり、ご迷惑をおかけしています。患者さんには、そんな時にも嫌な顔をせず、かえって、大変ですねと声をかけていただくこともあり、感謝しています(^^) 今後少しでも待ち時間を減らせるよう工夫を重ねていきたいと思います。 そして、講習や講演会についての報告や意見交換も楽しみの一つです。 今日は、スタッフが児童精神科医の吉川徹先生のご講演「発達課題を抱えた子どもの進路選択の視点」について報告してくれました。 周りの大人が、その子の力を伸ばしていくために、一貫してその子に合った支援をしていくことが大切。 「この子が学校を卒業したら、どんな暮らしをしているだろう?」「そのときにはどんな力が必要になるだろうか」「今、何か行動するために必要なサポートはなんだろうか」。。 「逆算して考える」ということにハッとさせられました。 最後に。小さなクリニックでもチーム医療としてのコミュニケーションを大切にしています。 何より、患者さんに少しでも安心していただくためにチーム一丸となること、そして定期的に振り返ってメンテナンスすること。 特に心療内科・精神科では、医師だけでなくスタッフ全員、クリニック全体が精神療法的な場でありたいと思っています。 まだまだ足りない部分がありますが、よりよいクリニック作りに今後も努めてまいります。 お気づきのことがあれば、遠慮なくおっしゃって下さいね♪ |
2019年7月24日(水) |
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