名古屋市天白区の心療内科精神科 とんぼヶ丘クリニック【心療内科・精神科・うつ病・パニック障害・発達障害・認知症他】
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 謹賀新年〜偉人のことばとともに
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新年あけましておめでとうございます。
皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げますとともに、本年が明るく希望のもてる年になりますよう切に願います。

当院では、スタッフ一同、一人でも多くの方が笑顔になっていただけるよう、また地域の皆さまの心の健康を守れますよう丁寧に向き合い、寄り添ってまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。



(お正月プリザーブドフラワー 夫婦牛とともに)


年始にあたり偉人のことばを紹介いたします。

・過去を思い返す日が来たときには、
「もがき苦しんだ日々こそが、
最も素晴らしい」と気がつくだろう 
−ジークムント・フロイト(精神分析学者)
 困難が次々襲い、まるで土砂降りの中を無我夢中で進んでいるようなときもあるかもしれません。その最中は必至過ぎて、冷静に何かを考えることなんてできないかもしれないけれど、振り返ったとき、その苦労や頑張りが、かけがえのない財産になるのです。



(当院通院中50代男性 ペイントマーカー絵画作品)


・もし冬がなかったら、
春の訪れはそんなに喜ばれないだろう。
もし私達が逆境を乗り越えなければ、
成功もそれほどうれしく感じないだろう 
−アン・ブラッドストリート(作家)
 誰にでもよいときもあれば、悪いときもあるものです。振り返ってみれば、あなたにも困難な時期があったでしょう。今のあなたがいるということは、どんな困難があったとしてもなんとか乗り超えられるという証拠です。そして、マラソンの距離が長ければ長いほど、ゴールしたときの喜びが大きくなるように、その過程が苦しければ苦しいほど、達成感は大きいもの。困難にあっても、その過程を楽しむ工夫や、ゴールをした後の自分をイメージすることを忘れないで。春はきっとやってきます。



(当院通院中50代男性 ペイントマーカー絵画作品)


・私には私にしか
できないことがあり、
あなたにはあなたにしか
できないことがある 
−最澄(天台宗の開祖)
 最澄が天台宗を開くにあたり、人々をしあわせへと導くためにかかげたモットーが「一瞬を照らす」という教えです。家庭や職場など、自分自身が置かれたその場所で、精一杯努力し、明るく光り輝く人こそ日本の宝である、と説きました。私たちが自信をなくす原因は、他者と比較することからはじまることが多いものです。しかし、そもそも人の顔がみな違うように、中身も異なります。あなたはあなたの個性があります。今のあなたの置かれている場所や立場で、自分なりのベストを尽くしてみることが大切です。


引用:心が元気になる美しい絶景と勇気のことば


(元旦の空高く舞い上がる凧)


偉人のことばには勇気づけられます。
新型コロナウイルス感染拡大が続き、将来の展望が見えづらい現状において否定的感情に陥りやすいからこそ、心の中に広場をつくり、自分を肯定する言葉・自分を大切にする言葉(自分は自分のままでいい、自分をうんと好きになる)を繰り返して、自ら愛し、いたわってあげましょう。
毎日寝る前に、心地よかったことなど肯定的な言葉(青空がきれいで風が気持ちよかった、ご飯がおいしかった、ありのままの自分で大丈夫)を唱えてみるのもいいかもしれませんね。



2021年1月4日(月)

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